旧三笠ホテルは、軽井沢が「避暑地」になる前から、
ここにあった場所。
― 明治が残した、軽井沢のはじまり ―
明治時代、外国人宣教師や文化人たちを迎えるために建てられたこのホテルは、
今も当時の空気を、そのまま閉じ込めている。
白い木造の外観、ベランダを渡る風、
ゆっくりとした階段のきしむ音。
どれもが、時間を急がない時代の名残。
豪華ではない。
でも、丁寧で、誠実で、静か。
旧三笠ホテルは、
「軽井沢が軽井沢になっていく途中」を
そっと見せてくれる場所。
観光名所というより、
軽井沢の原点に触れる、そんな建物。
